DSD Live Streaming その2 〜J-WAVE RADIO SAKAMOTO なのに(だから)4K+DSD

(左下のYouTubeの設定を変えると、4K2160p)でも見ることができます!)

一般的にインターネットは音が悪い?なんていうイメージをお持ちの方は少なくないようです。

しかし、デジタルとインターネットの世界では思いつくすべてのことが可能なのです。自分たちが思っているよりも早い速度で、世の中は変化していきます。

 

初のDSD RADIO (仮称)は7月7日にサイデラ・マスタリングから全世界へ向けて『KORG Presents ETHNIC MINORITY@SDM Live 2015』を予定してますが、J-WAVEの番組にその先を越されてしまいました。

 

 

初のDSD RADIO (仮称)MCが、國崎 晋(Sound & Recording Magazine)さんの声から始まるというところは保てました。

やる気のある番組担当者が、楽しく仕事をするとこうなる。(←オノの印象です)前回の番組のコーナーで、國崎さんをゲストに迎えて、オノがはじめてコーナーのMCを担当しました。ひどくマニアックな内容だったのですが、なぜか好評だったようです。

 

で、YouTubeに(ラジオなのに画像付きで)オンデマンドされてしまいました。そこから、まさかの2回目を・・・というお話をいただき「音質についてマニアックに語るなら(あくまで公開実証実験ですが)DSDでサイマルやりませんか?」と相談したところから急遽、7月5日のオンエアーに合わせて(DSDファイルをマニュアルスタートで)〜J-WAVE RADIO SAKAMOTO なのに(だから)4K+DSD を流すことになりました。しかも、今回のYouTubeは4K画像なのです。

 

(1)ふつうにFM電波による人気番組の「J-WAVE RADIO SAKAMOTO」81.3FM

(2)パソコンあればどなたでも観れるYouTubeの4K ※1

(3)そして「音質が重要なコンテンツ」には、DSDストリーミングです。 ※2

※1 今回は、4Kでそのままアップしていますが、見る方の回線環境によって自動的にHDにダウンコンバートされます左下のYouTubeの設定を変えると、4K2160p)でも見ることができます。撮影ディレクター:中村さんより

※2(3)は、対応のDSD DAコンバーターをお持ちの方に限られるので(現状は数百人の)こだわりのリスナーのためです。DSD Live Streamingの視聴方法はこちらを参照ください。http://dsd.st/ja/

 

(1)(2)(3)を切り替えながら音質チェックもしていただけます。本来おもしろいコンテンツとは、やってる側が楽しくないと、決してリスナーが感動したりしません。あたりまえの話ですが、スペックやハイレゾという言葉だけに惑わされてはいけませんね。

 

PROSOUND_8月号(7/18発売)にはリポート記事も書きます。

 

「中村映像研究室」からの情報によりますと、今回は、4Kでそのままアップしていますが、見る方の回線環境によって自動的にHDにダウンコンバートされます。左下のYouTubeの設定を変えると、4K(2160p)でも見ることができます。

 

f:id:hynm_ono:20150630174437j:plain

 

DSD Streaming のとても判りやすいセッティング方法は、こちら!

 

av.watch.impress.co.jp

 

p.s. ラジオなので?ヒゲは3日間そってない、月曜日納品、月内納品の仕事が重なって日の収録で2時間しか眠ってないひどい顔ですいません。

KORG Presents ETHNIC MINORITY@SDM Live 2015

全世界に中継されます。DSD RADIO(仮称)のはじまりです。

 KORG Presents ETHNIC MINORITY@SDM Live 2015」

Tuesday 7th, July 2015 16:50〜17:15 (Japan time) http://dsd.st/ 

<第11回1ビット研究会> 2015年7月7日(火) @IIJ  

『1ビットオーディオのインターネット・ライブストリーミング伝送 』

 f:id:hynm_ono:20140728012914j:plain

★ 16:50〜17:15にETHNIC MINORITYのライブ演奏を、

 サイデラ・マスタリングより全世界に向けてDSDライブストリーミング配信します。

★ MC:國崎 晋(サウンド&レコーディング・マガジン

★ 視聴方法、詳細はこちらのURLを参照してください→http://dsd.st/ja/

★ <第11回1ビット研究会>は http://1bit.ipcasting.jp/live/ にて誰でもライブ視聴可能です。

 

▼詳細はこちらをご覧ください。

http://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2015/06/1bit-20150707.pdf

 

★ETHNIC MINORITYについて

2009年10月、リーダー横田寛之の呼びかけで始まったETHNIC MINORITY。

メンバーは横田寛之(sax)、サトウヒロ(bass)、島野和樹(ds)のスリーピース。

"ETHNIC MINORITY"は英語で「少数民族」の意味。

世界中を旅しながら生活し、ロマンティックで美しい芸術を生む移動民族と、ストリートライヴ、ジャズ、ロックのイメージを重ね合わせて名付けられた。

2011年3月、本格的にバンドとして始動。

2012年1月25日、1stアルバム『Startin’』リリース。2014年夏、オーネット・コールマンのユニット プライム・タイム最後のベーシストであるジャマラディーン・タクマの新アルバムに全面的に参加。

サイデラ・マスタリングにて、スタジオライブ・レコーディング。

現在ミキシング進行中。

その実績を評価したオノ セイゲンが、今回のDSD Live Streamingをプロデュース。

サイデラ・マスタリングから全世界にライブ中継されます。

 

f:id:hynm_ono:20140727233025j:plainf:id:hynm_ono:20140727232938j:plainf:id:hynm_ono:20140728005342j:plain

Jazz Sessionのようなチームワークが魅せる空間

みなさん、たいへんお久しぶりです。

 

坂本龍一さんの『Merry Christmas Mr.Lawrence -30th Anniversary Editon- /坂本龍一』 (1983年作品)『音楽図鑑 -2015 Edition- /坂本龍一』 (1984年作品) という歴史的アルバムを最新の技術で、オリジナル・アナログテープからアーカイブ、マスタリングするという大役を仕上げるためにほぼこの3年間はスタジオに缶詰でした。

 

‥と言うとちょっと大げさですが、10枚組ができるほどの膨大な未発表テイクがありご本人と相談しながらようやく編成がきまり先日発売になりました。

この話は次回詳しく。

http://midiinc.com/30th/#anchor17

 

さらに昨年よりIIJKORG、Saidera Paradiso、SONYの4社で極秘のうちに検討を重ねて来たプロジェクト。

最新のデジタル・オーディオ・フォーマット「DSD5.6MHz」による音楽配信の実証実験として、今年11年目を迎える「東京・春・音楽祭」、世界に冠たるオーケストラのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィル)の協力を得て、4月に行われた演奏会をライブ配信。

実験は成功、この話は、近いうちに詳しく。

先に勉強したい方は、こちらへ→ http://dsd.st/ja/

 

3年ぶりの本題です。

10年ぶりに新曲のフルアルバムを出します。

内容については追って報告いたします。

 

『Memories of Primitive Man / Seigen Ono and Pearl Alexander』

アルバムタイトル:メモリーズ・オブ・プリミティブ・マン

アーティスト:オノ セイゲン&パール・アレキサンダー

 

そのアーティスト写真撮影で代官山スタジオにはじめて来ました。

すごいメンバーです。

 

[今回の撮影メンバー]

アートディレクター:井上嗣也氏(BEANS)

撮影:新津保建秀

スタイリスト:杉浦優氏

ヘアメイク:小西神士氏

 

なにがすごいかと言うと、井上嗣也さんと新津保建秀さんのセッションがすごい!!(詳しくは今井さんのリポート参照)

 

サントリー、パルコのCMで、ロン・カータースティーブ・ガッドとか、チャックベリーやジェームスブラウンなどを起用して、あの撮影現場ってきっとこうだったんだと確信するテクニックが続出。

どんどんアイディアがでてきます。

パールに声をかけ、表情や動き、演奏も引き出されて、風をあて、すべてまったく迷いのない(=おさえのテイクなんかない)、最高のジャズのセッションなのです。

すごいカリスマ・バンドリーダーです。

f:id:hynm_ono:20150521123154j:plain

広い白い空間に、こっちがわでコーヒー飲んでるうちに、どんどん小劇場のような秘密の小部屋が出来上がっていく。

f:id:hynm_ono:20150521100627j:plain

f:id:hynm_ono:20150521105049j:plain

そもそも、ブログ復活は、スタイリストの杉浦さんに、

「最近、更新してないですよね」

と指摘されて、

「あ、あ、あ、あ、やってなかった。では今回から復活します」と宣言して今回のブログ復活です。

f:id:hynm_ono:20150521105459j:plain

f:id:hynm_ono:20150521111243j:plain

f:id:hynm_ono:20150521112254j:plain

f:id:hynm_ono:20150521112455j:plain

f:id:hynm_ono:20150521115305j:plain

f:id:hynm_ono:20150521120726j:plain

f:id:hynm_ono:20150521121901j:plain

まるでジャズのセッション。

どんどんいいのが撮れます。

繰り返しますが、念のためというカットはなし。

f:id:hynm_ono:20150521124345j:plain

f:id:hynm_ono:20150521125204j:plain

f:id:hynm_ono:20150521125207j:plain

ぼくが持ち込んだのは、1月にパルコミュージアムの『大恐竜人間博』のために編成したときの、今回のアルバム制作途中のCDと、スタジオで3ペアも使用している「TD-M1」スピーカー。

『大恐竜人間博』観てくれた方いるかなあ?

あのときはCDはもう出さないと宣言してたんですが、撤回。

 

恐竜制作・下田昌克 × 詩・谷川俊太郎 × 写真・藤代冥砂

January 16th- February 2nd, 2015 @PARCO MUSEUM, Tokyo

http://www.eclipse-td.com/products/td-m1/

f:id:hynm_ono:20150521101554j:plain

サイデラ・マスタリングもスタジオなのですが、第一印象は、うちのアシスタントも代官山スタジオのスタッフの動きを見習ってほしいなあと切実に感じた次第です。

段取り、チームワーク、ホスピタリティ、スピード、すべてがいい。

右のは「電話帳」と呼ばれてて、舞台で使う箱馬のようなものかと思ったら、本物の「電話帳」を黒ガムテでぐるぐるしただけなのです。

これは使える。

サイデラ・マスタリングでも銀テープと赤テープで作ろう(業務連絡)。

f:id:hynm_ono:20150521122531j:plain

f:id:hynm_ono:20150521122925j:plain

[リポーター今井の感想]

今回の撮影現場はセイゲンさんのいう通り"Jazz Session"のようでした。

コードを少し確認したら、場面はどんどん進んでいきます。

最初はスタンダードに。徐々に妖艶な感じに。

私も普段撮影には関わりますが、久しぶりにスタジオをしっかり作りこむものだったので学びが多かったです。

「え、その角度にその壁置くの?」と思うような壁の配置によって出来上がる絶妙な光の加減。

その壁によってまた少しずつ変わっていく音空間。

シャッターを切ることで切り取られる一瞬たち。

張り詰めているようで、実はアットホームなチームが作り出す丸い空間。

撮影チームの皆さんの素敵な緊迫感がよい刺激になる、新鮮な空間でした。

 

[リポーターの紹介:今井朝美 Tomomi Imai]

元Saidera Paradiso勤務。

青山学院大学文学部教育学科卒業後、同大学大学院総合文化政策学研究科文化創造マネジメント専攻にてサウンドスケープを主に学ぶ。

学生時代から多種多様な職業を経験し、海外留学などを経て、現在はフリーランスとしてデザインやディレクション、最近では押上に多目的アトリエカフェ「ViBAR」をオープンし、文化のるつぼ空間づくりに奮闘している。

DIY Coworking Atelier & Cafe ViBAR

vibar.tokyo

 

f:id:hynm_ono:20150521111147j:plain